こんにちは、今回ブログ初チャレンジの宇佐美です。ここ最近のマイブームは今まであまり興味を持つことのなかった地元、津山の歴史を探索することです。
津山の歴史を知ることはとても新鮮な気持ちになれます。
津山は江戸時代、織田信長の家臣、森蘭丸の弟、津山藩主の森忠政がこの街を築き上げました。普段何気なく通り過ぎている津山の街並みも歴史を知ることでまた違った視点から見ることができます。様々な名所の中で今回は津山の歴史をより深く知ることができる津山洋学資料館に行ってきました。

洋学とは江戸時代西洋からもたらされた新しい科学知識の総称です。当時オランダから入ってきた学問だった為、初めは蘭学と呼ばれていました。しかしその中身はオランダだけでなく西洋の社会全体が生み出した学問だった為のちに洋学と呼ばれるようになったと言われています。洋学資料館にはオランダの医学解剖書を杉田玄白が翻訳した「解体新書」の原書が展示されています。

(当時オランダ語の語学が無かった為、暗号解読に似た方法で翻訳され、完成までに3年間もかかったそうです)
そして杉田玄白に教えを受けて初めて津山に洋学を紹介した宇田川玄随、さらにその跡を継いだ玄真、榕菴の業績が紹介されています。
また津山出身の洋学者で宇田川玄真の門に入り医学を学んだ箕作阮甫も紹介されています。箕作阮甫とは医学だけに限らず1853年6月のペリー来航や7月のプチャーチン来航でも外交書籍の翻訳に携わり、様々な著書を出版しました。
また洋学資料館の隣には箕作阮甫が14歳まで住んでいた旧宅もあります。

ちなみにこちらの拝観料は無料です。当時の暮らしの様子などが感じられると思います。是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
津山洋学資料館は当店、津山駅前店から車で10分ほどの所にあります。当店にパンフレットもございます。
次回はまた新たな名所を探しに行ってきます。

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